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まだ間に合う! 保活の裏ワザ「新設情報」のつかみ方
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まだ間に合う! 保活の裏ワザ「新設情報」のつかみ方

多くの自治体ではこの12月、2014年春入園希望の認可保育所申し込みが締切となります。皆様、リースナブルで環境の良い認可保育所を「本命」にしつつ、滑り止めとして認可外の保育所にも申し込みを済ませたことと思います。あとは天命を待つのみ…と思われるかもしれませんが、ちょっと待って! まだ申し込みできる保育所があるかもしれません。

 

■ 続々と新設される保育所

私が保活をした4年前、近所に大手チェーンの認証保育所が新設され、年明けに入園希望者への説明会が行なわれました。ところがその情報は行政の案内等には掲示されず、噂を聞きつけたママさんたちが直接主催団体に問い合わせて初めて手に入るといった状況でした。その後、保活中のママさん達にお話をうかがっていると似たようなことが各地で起きているようです。

行政の保育所の案内書類には、認可保育所の一覧はもちろんのこと、管轄の地域の認証・認定の保育所や、こども園についても情報として掲載されているのは一般的です。ところが、新設や増設される保育所の情報については最新情報が間に合っていないこともしばしば。そういった情報は直接問い合わせたり、窓口に行った人にだけ伝えられるケースが多いようで、中には認可保育所なのに直前まで情報が公表されず、窓口で詰め寄ったら「実は……」と情報を教えてくれたという例もあるというから驚きです。

 

■ 無認可保育所情報も

行政の発行する保育所の案内情報には、認可保育所、認証保育所、保育室、子供園、保育ママ等、なんらかの行政のお墨付きをいただいた施設が掲載されていますが、まったくの無認可施設については通常、情報がありません。

無認可施設については、児童館や駅周辺での掲示やビラの情報、前年度保活を経験したママ友の情報などから、自分で近所の情報を集めるしかないのが一般的ですが、中には行政の窓口で直接聞くと無認可の保育所一覧もくれたというお話もあります。無認可である以上、行政で責任を負えないため積極的に情報を出していないようですが、無認可であっても近隣の情報は持っていると思われますので問い合わせて損はありません!

 

以上のように、情報を取りに行った人にだけ与えられるという裏ルールがあるのが「保活」です。特に新設・増設の情報は年明け以降も期待できますので、あきらめずアプローチしてみてくださいね!

[執筆:藤崎 葉子(キャリア アドバイザー)]

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