子どもが小さいと毎日のお出かけに頭を悩ますこともあります。未就学児を連れてのお出かけは、児童館、お出かけ広場にショッピングセンターのプレイルーム、公園やスーパーへのお買物などでしょうか。外出をすると子どももママもいい気分転換になりますが、行った先で仲良しママ友のグループがいてその輪に入れず、疎外感を感じることもあります。
■ 児童館やお出かけ広場に行くのは勇気がいる
児童館やお出かけ広場に行くのは、なかなか勇気がいりますよね。意を決してデビューをしたものの、すでに仲良しママ友の輪ができていて、子どもと二人で孤立しその場に居づらかった。それ以来、児童館やお出かけ広場等から足が遠のき、子どもと二人きりで過ごすことが多い毎日。ママ友の輪に入れない私は駄目な母親……と、子どもを遊びに連れていけないことに罪悪感。そんなことはありませんか?
■ 児童館にグループで来ているママは少数派です
児童館に仲良しママ友の輪が出来ていて、自分は一人だけ。孤独を感じますよね。楽しそうなお喋りの声が遠くから聞こえて、自分は疎外感や孤独感を覚える。そんな時は周りを見渡してみてください。あなたと同じように子どもと二人で来ているママも多いことに気が付くはずです。グループでいるママの方がマイノリティなのかもしれません。だからといって、一人で来ているママにも初対面だし話かけづらい……。そんな時は、児童館のスタッフとお話しするのはどうですか? 児童館のルールや営業時間等を質問するのもいいかもしれませんね。初めての場所で誰かとお話しをするだけで、緊張はほどけていきます。
■ 児童館が世界の全てではない
それでもお出かけ広場や児童館に行くのが億劫な時は、無理していかなくてもいいのです。ストレスを感じてまで行く必要はありません。子どもとお出かけをする先は、児童館やお出かけ広場だけではなく、デパートの屋上やスーパーにショッピングセンターなど選択肢はいくらでもあります。児童館が世界の全てではないのです。今までの友人や夫に両親など、本音で語り会える人達と話をするといいでしょう。児童館での出来事や自分の感情を彼らに話してみましょう。本音を言える場所があれば、ストレスはぐっと下がっていき、「私の世界は児童館だけではない」と自然に思えてきます。
いかがでしょうか? 児童館デビューはマイナートラブルの様に見えて、かなり疲労困憊するものです。マイナートラブルの連続は大きなストレスとなります。ストレスはため込まず、上手にキャッチ&リリースをしていきましょう。ストレスをリリースするには、遠慮なく本音で語れることが一番です。「些細なことだから……」と自分一人で抱え込まず、信頼できる人に本音を言うのをお勧めします。些細なモヤモヤこそ、カウンセラーに話しを聞いてもらうのもいいでしょう。カウンセラーは受容と傾聴のプロです。あなたの気持ちを受け止めてもらえるだけで、すっきりしますよ。児童館の世界だけに囚われず、ママ生活を満喫してくださいね。
[執筆:久保木 惠子(コーチ)]