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夢を追うのは何歳まで? 決断するための3つの質問
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夢を追うのは何歳まで? 決断するための3つの質問

筆者がキャリアコンサルタントとしてご相談を受けている中で、「以前どうしてもやりたかった夢があり、就職する際には叶わなかった。やはりあきらめ切れないが、これから間に合うだろうか? どうしたらよいか」というお話が出ることがあります。今回は、そのような自分の夢について、いつまで追い求めてもよいか、どんな点がポイントなのか、についてアドバイスをお伝えします。

 

■何歳かは問題ではない

結論から言うと、「何歳でもよいのか」については、年齢は問題ではないと言えます。

例えば、学生時代に客室乗務員(CA)になりたかったけれど、新卒の試験では全部不合格だったという方は、結婚して子供ができてからCAに再挑戦するのはかなり厳しい場合も多いです。でも、不可能ではありません。LCCなど多様な航空会社ができ、外資系の会社も多くあるため、現在では子供を持ちながらCAの試験に合格している人も出てきています。

また、50代60代になってからでも医者になりたくて学校に通い、資格を取ったという方もいます。「年齢だけ」が問題ではないのです。

 

■自分自身とその夢を整理するための3つの質問

もしもあなたに、以前からなりたいものがあって、どうしても夢をあきらめ切れないという場合は、次の3つの質問を自分に投げかけてみてください。

  • 1. あなたは、その目標をいつまでに達成したいですか?
  • 2. あなたのその目標は実現可能なものですか?
  • 3. あなたはその目標を達成するのにふさわしい人ですか?

ここでのポイントは、夢を“目標”という言葉に置き換えている点です。「夢」という言葉のままでは、それは現実的に実現できない遠い話のまま。叶えたいのなら「いつまでに」そこに到達したいのか、具体的な期限を決めましょう。

この3つの質問を自分にしてみて、どうだったでしょうか? 「うーん、達成するのにふさわしいって言えるのかなあ」「実現可能だと思えない」など、自分自身に疑問が出てくる人もいるかもしれません。その場合は、なぜそう思えないのか、もう一度深く考えて整理してみることが必要です。

 

■目標に向かうなら「足していく努力」が必要

3つの質問に全部しっかり答えが出せなかった、でもその目標に向かっていきたいと思う方は、ここで決断が必要です。今のままでは、あなたの夢は叶わない夢に終わってしまいます。CAになりたいのなら英語や対人系の仕事の実務経験、医者になりたいのなら大学での勉強、など目標に到達するためには、何かを努力しプラスすることが必須です。あなたが夢を追い求めたい場合は、あきらめずに行動をし続けることが大切なのです。

[執筆:渡部 幸(コーチ/キャリアコンサルタント)]

 

【参考】
※執筆者:渡部 幸(コーチ/キャリアコンサルタント)について。女性専用のカウンセリング『ボイスマルシェ』の登録カウンセラー。電話カウンセリングなので全国どこからでも利用できる、匿名で話せる、当日予約できるというボイスマルシェの特長を活かし、全国の女性たちの転職や仕事の相談にのっている。

※写真:voyagerix / PIXTA、本文とは関係ありません

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