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毎日何かやり残した気持ちばかり…達成感を得るには?
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毎日何かやり残した気持ちばかり…達成感を得るには?

筆者がキャリアカウンセリングをするなかで、「時間管理」に悩みを持つ方からのご相談がありました。その際に、私が実践している方法の一部で、解決されましたので、同じような悩みを持つ方へお伝えしたいと思います。

 

■ 1番やりたいことの時間を、まず確保していますか

そのご相談者の悩みは、「毎日時間に追われていて、やりたいことができない」ということでした。そこで、毎日の起床から夜寝るまでの過ごし方をお聞きすると、朝は5時に起床し、夜は12時に就寝するということで、早朝の時間も有意義に過ごせそうに感じました。

しかし、実際は家事などを優先し、今日こそやりたいと思っていることを後回しにして、気がつくと17時となり、夕飯の支度のことへ意識が行ってしまって、「また今日もやれなかった」の繰り返しなのだそうです。

1日24時間というのは、誰にでも平等にあります。ですから、まず筆者である私からは、「今日1番やりたいことをやる時間をまず確保しましょう。やりたいことの2番目以降は1番目の時間以外に予定するのです」とお伝えしました。

 

■ 達成感を得るには?

また相談者の悩みである「達成感を得る」にはどうしたら良いでしょうか。それは、やりたいことや、やることを手帳やスケジュール帳に書き入れ、終わったら斜線を引いたり、塗りつぶしたりして「消す」という行為をすることで解消します。

「今日もよく頑張ったね」って、誰からか言われると嬉しい気持ちになります。でも、いつも他人から言ってもらえるわけではありません。だから、誰からも言われなくても、自分が自分に対して「頑張った。やることが終わった。」という節目を付けていくのです。

こうして、今日すべきだったことを、一つ一つ消していくことで、小さな達成感をいくつも積み重ねることができます。

そのことをお伝えすると、ご相談者さんも目からウロコで、お悩みが解決できたようです。

[執筆:久保田 一美(キャリアカウンセラー) ]

 

【参考】

※  執筆者:久保田 一美(キャリアカウンセラー) について。女性専用のカウンセリングサービス『ボイスマルシェ』の登録カウンセラー。電話カウンセリングなので全国どこからでも利用できること、匿名で話せること、当日予約できるボイスマルシェの特長を活かし、全国の女性たちのキャリア設計や働き方、ワークライフバランスの相談にのっている。

※写真:Sergey Nivens / PIXTA、本文とは直接関係ありません

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