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転職するかどうかの決断には、○○が重要!

転職するかどうかの決断には、○○が重要!

キャリアコンサルタントの筆者のところには「2つの内定をもらったが、どちらの会社がよいか」「今の会社と転職試験に合格した会社のどちらを選べばよいか」という転職相談も寄せられます。人生に大きく関わる選択で迷いますよね。今回は、そんな時に役立つ、決断に重要な要素をお伝えします。

 

■仕事に大切な「価値観」の優先順位をつける

まず重要なのは、あなたが仕事で大切だと思う価値観を出してみることです。2つの会社に内定をもらったA子さんの例は、1つめの会社は「仕事にやりがいがありそうだし、お給料もよさそう、でも残業も多そうだし大変そうな仕事」もう1つの会社は「家から近くて残業もそれほどなさそう、でも1つめの会社よりもお給料が低いし、ずっと同じ仕事で成長がなさそう」と悩んでいました。

こんな時、その悩みの渦の中で考えていても先には進めません。悩みの内容はまず脇に置いて、A子さんは仕事で大切にする価値観を出してみました。その結果、出てきたのは「1位:やりがい」「2位:収入」「3位:成長できること」「4位:楽しさ」「5位:チームワーク」「6位:労働時間が短い」という価値観です。1位がやりがい、2位が収入、3位が成長できること、というA子さんが2つめの会社で満足できるでしょうか? もうあなたにもA子さんがどちらの会社を選んだのか、お分かりですね。A子さんは上位の価値観が3つとも入っている1つ目の会社を選択しました。

もちろん6位の「労働時間が短い」は叶わないかもしれませんが、それよりも大切で欠かせないと思える「やりがい」や「収入」に満足できる仕事のほうが、A子さんにとっては充実したものになると言えるのです。

 

■時間軸で考える

「でも、今はそうかもしれないけれど、子供ができた10年後を考えたらどうなのかな」などと思う人もいるかもしれませんね。人は短期的に欲しいと思えるものと、長期的に欲しいと思うものが違う場合があります。そんな時は時間軸を使って考えてみましょう。「十年後の私をイメージしたときに、仕事で大切なものって何だろう?」と「現在の私を思ったとき」との違いを比べてみるのです。

こんなふうに思う人も多いのではないでしょうか。「10年後は、家から近いことや労働時間が大事になっているかもしれない。でもこれから数年は、やはり成長ややりがいが大事」その場合は1つ目の会社でOKでしょう。逆に「1年後には子供が欲しいから、そのあとは時間や家から近いほうがすごく大事」と思うなら2つ目の会社で1年後に働いている自分を想像し、違和感がないかどうかで決断するとよいでしょう。人の価値観は変わっていきます。未来を使うことで、より決断を明確なものにすることができるのです。

[執筆:渡部 幸(コーチ/キャリアコンサルタント)]

 

【参考】
※執筆者:渡部 幸(コーチ/キャリアコンサルタント)について。女性専用のカウンセリング『ボイスマルシェ』の登録カウンセラー。電話カウンセリングなので全国どこからでも利用できる、匿名で話せる、当日予約できるというボイスマルシェの特長を活かし、全国の女性たちの転職や仕事の相談にのっている。

※写真:PIXTA、本文とは関係ありません

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