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実家への帰省が憂鬱、帰省したくない…どうすれば?
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実家への帰省が憂鬱、帰省したくない…どうすれば?

12月はイベントが目白押し、クリスマスや子どもの冬休み、帰省など、何かと忙しいですよね。一般的には義実家への帰省は何かと気を使い疲れるもの。一方で、実家なら気が楽と思いきや、実家への帰省の方がよほど大変だという声も。年末の帰省を考えると、毎年11月くらいから気が重くなる。そんなお悩みをところどころで耳にしました。

 

■実家への帰省は気が重い

実家への帰省は義実家への帰省より憂鬱。その理由は様々ですが、世代間、地域間の考え方のギャップや、育児への口出しに辟易するケースが多いようです。絶対君主のように祖父や父がいて、彼らの男尊女卑の価値観のもと、自分の言動を制限されてしまう。せっかくの冬休みなのに、休む間もなく台所に立ち続け、後片付けももちろん女性の仕事。お風呂も一番最後。この時代にまだまだ封建的な地域もあるのです。そればかりか、「子どもはもっと薄着をさせろ」「親があまいから子どもがわがままなんだ」などと、頼んでもいないのに、アドバイスが来ることも。年にたった数日とはいえ、辟易する女性もいるのです。

 

■あなたが嫌なことはしなくてもいい

「あなたが嫌だと思うことは、無理してやらなくてもいいのですよ。」
これが筆者のアドバイスです。あなたが嫌なら、実家への帰省は取りやめましょう。たった数日とはいえ、数か月前から嫌な思いを抱いているのです。取りやめる理由は十二分に揃っています。あなたの領域にずかずかと入り込み、自分の価値観を押し付けて、自分の思い通りにあなたをコントロールしようとする。不快に感じて当然のことです。あなただけが我慢するなんて、理不尽だと思いませんか? 誰であろうと、あなたの尊厳を侵食することはできないのです。

 

いかがですか? 実家への帰省は取りやめたい、だけど、帰省をしなかったら、何を言われるかわからない。そんな気持ちがストッパーになることもあります。何かを言われることと、自分が不快な思いをすることを天秤にかけてみるといいでしょう。あなたはどちらを望みますか? そして、嘘も方便と言うこともお忘れなく。インフルエンザに罹ったなどと、体調不良を理由に欠席することもできます。他人の顔色よりもっと自分の顔色を伺ってくださいね。どんな時も自分の顔色は大切に。素敵な年末年始をお過ごしください。

※写真:PIXTA、本文とは直接関係ありません

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