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コロナ禍 不安を希望に変換!自宅でできる心理ワーク
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コロナ禍 不安を希望に変換!自宅でできる心理ワーク

世界中で猛威を振るう新型コロナウイルス。終わりが見えない不安、収入が減る不安、新型コロナウイルスに罹患する恐怖。さらにはテレワークに臨時休校など、ここ数か月は変化の連続です。不安、ストレス、恐怖など、ネガティブな感情に支配されていませんか? 今回は、不安やストレスがちょっと軽くなり、自然と希望が湧いてくる心理ワークをしてみましょう。自宅で楽しみながらできるワークですので、ぜひトライしてみてください。

 

■新型コロナウイルス前はよかった?

ちょっと話はそれますが、先日五味太郎さんの大変興味深いインタビュー記事を目にしました。五味太郎さんと言えば、「きんぎょが にげた」の代表作で知られる著名な絵本作家。乳幼児の親御さんなら、五味さんの本は一度は手にとったことがあるはずです。インタビュー記事の一部を下記にご紹介します。

コロナの前は安定していた? コロナ禍じゃなかったときは、居心地がよかった? 普段から感じてる不安が、ひるがえってコロナに移っているだけじゃないかな。もっと言えば、不安とか不安定こそが生きてるってことじゃないかな。(中略)仕事も学校も、ある意味でいま枠組みが崩壊しているから、ふだんの何がつまんなかったのか、本当は何がしたいのか、ニュートラルに問いやすいときじゃない。実はコロナ禍がないときこそチャンスに満ち満ちているんだけど。今は幸か不幸か、時間が余っているんだから。(※1)

 

■エネルギーを自分に向けてみる

五味さんの言葉にハッとした方も多いのではないでしょうか? 仕事、交友関係、恋愛に結婚生活、育児や夫婦関係、コロナ禍以前は満足する人生でしたでしょうか? 共働きなのにワンオペで育児をしていた、自分のキャリアプランに行き詰っていた、などと、思い当たる節はありませんか?

その上であえて、あなたにお聞きします。

「あなたがなりたいあなたは、どんなあなたですか?」

自分の外見(体型、髪形、ファッション、お化粧など)。職業、家族構成、趣味、住んでいる家、働き方や休日の過ごし方、育児の有り方。それらを詳細にノートに書き出していくといいでしょう。イラストが得意な方は、イラストで描いてもいいでしょう。

ポイントは2つ。

.貪欲になって書くこと。


例えば、現実は、共働きなのに家事育児をしない夫でも、理想は満足する分担ができるとイメージして記載。あなたが満足する家事育児の分担内容を記載していく。

2.

ゴールは否定形ではなく肯定形で書くこと


例:「たばこを吸わなくなる」「感情的に夫婦喧嘩をしない」などは否定形。
「禁煙に成功して食事が美味しい」「夫婦で問題解決に向けて冷静に話し合いができる」なとは肯定形です。

このワークが優れている所は、なんと言ってもワクワクドキドキしながらできること。ワーク中からワーク後まで、ご機嫌な気分でいられることです。それなら自然とペンを持つ手も進みますよね。

 

いかがですか? 日々の忙しさに忙殺されていた日常では、ゆっくりと考えることはできませんが、外出自粛で時間がある今だからこそ、できることです。あなたの人生はあなたが主役です。今こそ、主役の本音に耳を傾けてみませんか?

【参考】
※1.withnews「五味太郎さん「コロナ前は安定してた?」不安定との向き合い方」2020年4月5日

(写真:Sergey Nivens / PIXTA、本文とは直接関係ありません)

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