「病める時も、健やかなる時も、死がふたりを分かつまで」と結婚式に誓う夫婦は多いですよね。それでも長い結婚生活、「離婚したい」と思う時だってあります。「離婚したい」漠然とそんなことを思った時にはこの3ステップで、自分の本心を知りましょう。質問に答えるだけで、本当に離婚したいのか、したくないのか答えが出てきますよ。ポストイットなどの付箋とノートを用意してください。
■ ステップ1.あなたの理想の結婚相手
あなたが望む理想の結婚相手を付箋に書き出して、ノートに貼りつけていきましょう。1枚の付箋に1項目。ここで大切なことは、欲張りになって書くこと!
「こんなこと望みすぎかな?」とか「今更こんなこと言っても」とか悩まずにどんどん書き出していきましょう。現実的に冷静に欲張りになって「あなたの望み」を書き出して行きましょう。後から、優先順位で並べ替えたり、削除したり追加をしていくのでご安心を。ステップ1では、とにかく思いついた項目を書き出していきましょう。
例えば、このようなことです。
- けんかしても話し合いできる
- 家事育児を分担する
- 私のキャリアを尊重する
- 公私共におけるいい壁打ち相手
■ ステップ2.あなたの理想の結婚相手 優先順位を知る
書き出した項目を、優先順位順に並び替えてみてください。甲乙つけがたく、同列の項目も出てくるかもしれません。それでもOKです。優先順位1位にくるものが、2~3項目位あってもOKです。もしかしたら、削除や追加項目が出てくるかもしれません。削除と追加はもちろんご自由に。優先順位1位に来るものが、あなたがどうしても譲れない条件です。だいぶ自分の望みがクリアーになってきます。
■ ステップ3.夫を当てはめてみる
さて、ステップ2で出来た一覧表を見てください。配偶者との結婚生活で、どこが満たされているかをチェックしてみてください。自分の望みと現実のギャップを知ることで、どこが引っかかっているのかがよくわかります。もし、あなたの優先順位が高い箇所でひっかかりポイントがあるならば、夫婦で話し合って歩み寄る努力が必要です。
いかがですか? 全てあなたの理想に合致する人はいないけれど、あなたがどうしても譲れない項目のみクリアーしていたら、結婚生活は満足度が高く安泰です。「自分がどうしても大切な条件だけクリアーしていたら、OK。」いかがですか? とてもシンプルでしょ? これは結婚生活だけでなく、人生もそうです。自分が本当に大切にしている価値観だけでもクリアーしていたら人生の満足度はとても高くなります。
もし自分が大切にしている価値観がクリアーしていなかったら、クリアーすべく夫婦で話し合ってみることをおすすめします。離婚という切り札はいつでもきれます。まずは歩み寄る努力をしてみても損はないですよ。
(写真:PIXTA、本文とは関係ありません)