『桜の開花予報』サイト(※)によれば東京の桜の開花は3月25日、桜前線は高知からのスタートが予想され (3月6日現在)、春を告げるニュースにワクワクする人も多いと思います。このように愛されている桜ですが、実はセルフ・セラピーにも利用できる花なのです。

いつもとは違う視点で桜と向き合うことで、春に癒されるコツをお伝えします。

 

■ 桜は、まるで?!

桜は厳しい冬をじっと耐え、時期が来ると几帳面とも言えるように一斉に咲き始めます。美しさを声高に誇ることなく、静かに周囲を桜色に染め上げ、春の強風と雨によって潔く散ります。その姿は日本人の美徳の粋のようです。

人生における時間の変化を体現するような桜だからこそ、セルフセラピーが可能です。下記の問いかけは、筆者が開講する色彩表現によるワークショップ(アートセラピー)で、「桜の花と自分の姿を描いた時、どのような感情になったか?」という傾向をもとにしています。

 

■ 視点はどこに?

お花見で桜を眺めている時の自分の状態は? 今年の桜を想像し、直感でひとつ選んでください。

  • 1. 自分の抱える想いを桜開花のように放出
  • 2. ハラハラと舞う花びらを頭上から受け取る
  • 3. 桜を前に自然と笑みがこぼれている
  • 4. 開花した姿をしみじみと眺めている

 

今年の桜の下、どのような気持ちで居るか想像できたでしょうか? 上記で選んだ状態からの読み解きです。

  • 1. 冬に育てたものを春に完了させる、満ち溢れた気持ち
  • 2. 新たなものを得る、スタート
  • 3. 地道な努力に対する充足、安心感
  • 4. 過ぎたものへの決別、振り返りの想い

 

いかがでしたか? 桜によって導きだされた感情は、頑張った時期(冬)を反映したものになります。

 

■ セルフセラピーの効果

桜は一輪ずつは小さく儚い姿ですが、開花時の圧倒的な存在感は他の花にはない不思議な力を秘めています。日本人の生き方が咲かせるような姿に、人は想いを寄せやすくなります。今まで頑張った人には華やかに、耐えてきたことが多い人には励ましに、悲しみが訪れた人には寄り添うように静かに…。

 

今年の桜はどのような気持ちで向かい合うことができるのでしょうか。今からそうした楽しみも心にピンナップしておいてくださいね。

春は変化の季節、自分の気持ちと語り合うセルフセラピーの時間によって、心も元気に過ごしましょう!

[執筆:桜井まどか(美エイジング(R)心理カウンセラー), 2015年3月6日]

 

【参考】
ウェザーマップ『さくら開花予想 2015』