恋人ができて幸せを感じていたのもつかの間、すぐにいつもの癖が。「彼はどれだけ私のことを愛してくれているのだろうか。」確認したい、それも確証が欲しい。「1日にLINEは1回だけ? 彼は私のことを本当に好きなの?」「週末会えるって言っていたのに、仕事が入ったって本当? もしかして私のこと嫌いになったのでは……。」

本来なら恋は楽しいはずなのに、気がつくと、“愛されている感確認症候群”にはまってしまっている。こんな悩みをもつ女性が増えているように感じます。母娘関係改善カウンセラーの筆者は20代、30代の女性と数多く接する機会があるのですが、ここ数年、このようなご相談を多く受けているのです。

 

■ 母親の肩にすがりついても振り払われた記憶

母娘問題に特化したカウンセリングを行っていると、この類のご相談をされる相談者様に共通している点があります。それは、子供の頃、母親からされた行為です。母親が部屋で洗濯物をたたんでいるときなど、「ママ!」と言って抱きつこうとすると「今忙しいの」と手を振り払われた。「ママ、私のこと好き?」とたずねても聞こえないふりをされた。子供は何度も親の愛を確かめようとします。試すのです。しかし、それは親にとっては時にしつこく、わがままと映って見えることも。そして邪険に扱ってしまうこともあります。

そのような母親の態度が続くと、子供は「私が悪い子だから、愛しているって言ってくれないのだ」と思い込み、自己不信につながるようになります。大人になり、自分を愛してくれる対象が現れると、今度はその相手からの愛を確認したいという気持ちが非常に強くなるのです。けれども、愛情は測れないし確認できるものではありません。

 

■ 愛されている確証が欲しい根本原因は

この問題の原因は、自分が抱えている自己不信にあるのです。もしこうした傾向が当てはまると感じたならば、自分にそれがあると認めた方が楽になります。そして、自己信頼のための本を読んだりワークショップに参加して、同じ悩みをもつ仲間とつながるのもいいでしょう。さらにカウンセリングなどを通して、自分への捉え方を少しづつ変えていくといった方法もあります。

[執筆:横山 真香(母娘関係改善カウンセラー), 2017年7月15日]

 

【参考】
※執筆者:横山 真香(母娘関係改善カウンセラー)について。女性専用のカウンセリング『ボイスマルシェ』の登録カウンセラー。電話カウンセリングなので全国どこからでも利用できる、匿名で話せる、当日予約できるというボイスマルシェの特長を活かし、全国の女性たちから寄せられる母娘関係の相談にのっている。
※写真:PIXTA、本文とは関係ありません