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子どもの自転車、補助輪なしで乗るためには?
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子どもの自転車、補助輪なしで乗るためには?

子どもが4歳くらいになってくると、「自転車の補助輪無しで乗れるようにするにはどうしたらよいか!?」ということがママ同士の間でも話題になってきます。親が働いているとなかなかゆっくり自転車の練習をする時間が取れないですが、そんな時の救世主、無料の自転車教室があるのをご存知でしょうか?

 

■ 神宮前サイクリングコースでチャレンジ

神宮外苑周辺が、日曜・祭日にはサイクリングコースとして開放されています。この一角で日本サイクリング協会による無料の自転車教室(※1)が開催されています。6歳になる筆者の娘もなかなか補助輪が外せず、こちらに参加しようと神宮外苑を訪れましたが、受付開始の8時30分前には定員が埋まるそうで、無料ということもあり、かなり人気の様子。習得が早いお子さんだと、2~3時間で乗りこなせるようになるということでした。あえなく自転車教室の定員に漏れたとしても、貸し出し用の自転車もありますので、それを借りて緑豊かで道幅の広い神宮外苑のサイクリングコースで自由に練習することもできます。

 

■ ストライダー方式で上達

自転車の練習というと、親が自転車の後部を支えて一緒に走る姿を連想しますが、自転車教室では一切後ろを大人が手で持ったりしません。最初はペダルを外した自転車に乗り、足でこぎながら進んだりハンドルを切るところからスタートします。まるで、ここ数年幼児の間で流行のストライダーのようでした。ストライダーを乗っていたお子さんがすぐに自転車に乗れるようになった話もよく聞きますので納得です。そして、今度はペダルのある自転車で片足でこぎながら進む段階に移り、最後はスピードに乗って足が地面から離れる……という具合です。ご家庭で自転車のペダルを外すことは構造的にかなり難しそうなので、自転車教室ならではの価値はありそうです。

 

■ ギックリ腰にご注意

そうはいっても、近所の公園や空き地で練習する場合は、親が自転車の後ろを支えるケースが多いかと思います。ですが、子どもの自転車は高さが低い上に、かがんだ姿勢で走るというのはかなりの重労働。パパがその役を担うことも多いかと思いますが、背の高い方ですと、かなり腰をかがめることになりますので腰を痛めないよう十分注意が必要です。ギックリ腰までいかないまでも、かなりの筋肉痛などが予想されますので余裕のある時にトライしましょう。

都内では、他にも皇居周辺の「パレスサイクリングコース」でも無料の自転車教室(※2)が開催されています。短い時間でコツを押さえて効率的に子どもの自転車の補助輪を外せる自転車教室。お近くの公園やサイクリングコースでも探してみてはいかがでしょうか。

 

[執筆:藤崎 葉子(キャリア アドバイザー)]

 

【参考】
※1 .日本サイクリング協会 神宮外苑サイクリングコース
※2 .一般財団法人自転車産業振興会 パレスサイクリング

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