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立ち合い出産を希望する実母、拒否する自分は心が狭い?
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立ち合い出産を希望する実母、拒否する自分は心が狭い?

プレママの皆さま、毎日お疲れ様です。妊娠生活、いかがお過ごしでしょうか? 赤ちゃんと会える日を心待ちする毎日かと思います。しかしながら、親の立ち合い出産をめぐり少しブルーになっている妊婦さんもいるのです。

 

■ 立ち合い出産を望む実母

娘の始めての出産、私が側にいて励ましてあげたい。初孫の出産だから、ぜひとも立ち合いたい。理由はそれぞれですが、実母が出産の立ち合いを希望するケースもあります。母親の気持ちはよくわかるけれど、正直立ち会ってもらいたくない。親が立ち会うことは、正直いって邪魔だし迷惑。でも、それを口にしたら親が傷つくかもしれない。なかなか言い出せないまま、出産予定日が刻一刻と近づいている。そんな日々を過ごしていませんか?

 

■ 度胸8割、実力2割、親の付き添いはマイナス5割

妊娠出産という産婦人科のリアルな現場を描いた漫画、「コウノドリ」のモデルとなった、荻田先生はその著書の中で、親の立ち合い出産はマイナスにしかならないと述べています。そもそも、多くの妊婦さんは親の立ち合いは迷惑だし邪魔と考えているようです。

そんな妊婦さんの希望を反映してのことでしょうか、荻田先生の病院では出産の立ち合いは夫に限られているようです。それでも立ち合いを強く希望してくる母親や義母もいて、そんな親御さんに荻田先生は「度胸8割、実力2割、親の付き添いマイナス5割」と言っているとのこと。ちなみにこの標語は、先生が大学受験をした時の会場にあった横断幕の文言で、過保護で過干渉の親をうまく牽制しており、受験も出産も同じということで、先生は活用しているようです(※1)。このことからも、親の立ち合いを望ない妊婦さんが大多数のようです。あなただけではないということで、少しは安心してもらいたいな、と思います。

 

■「拒否」ではなく「希望」を伝える

親の立ち合いを断りたいのなら、まずは出産予定の病院の規則を確認するといいでしょう。多くの病院では立ち合いする人を限定しているはずです。「病院の規則だから」という大義名分なら、親にも伝えやすいです。規則がない場合は、自分の希望を親に伝えるといいでしょう。ポイントは「親の申し出を拒否」をするのではなく、「自分の希望」を伝えることです。「母親に立ち会ってもらいたくない」と言うよりも、「私は立ち合い出産を望まない」と言ったほうが受取手の衝撃も和らぎます。それでも親が拒否反応を起こした時には、荻田先生の意見も引き合いに出すといいでしょう。自分の希望が主観とするならば、荻田先生の意見は客観です。主観と客観を揃えることで、お互いに感情的にならず冷静に話会いができます。

 

いかがですか? 実母の立ち合い出産を断るのは、冷たいことでもなんでもありません。多くの妊婦さんにとって、実母の立ち合いは迷惑だし邪魔なのです。プロである産婦人科の先生の意見も同じです。ですので、実母に遠慮することはありません。あなたの希望をちゃんとお伝えするといいでしょう。そして、残りのマタニティライフを楽しんで、元気な赤ちゃんを生んでくださいね。あなたの幸せ報告をお待ちしております。

[執筆:久保木 惠子(乳幼児ママのサポートコーチ) ]

 

【参考】
※1. 荻田和秀(2015)『嫁ハンをいたわってやりたい ダンナのための妊娠出産読本』講談社+α新書

※この記事の執筆者:久保木恵子(乳幼児ママのためのサポートコーチ)について。女性専用のカウンセリング『ボイスマルシェ』の登録カウンセラー。電話カウンセリングなので全国どこからでも利用できる、匿名で話せる、当日予約できるというボイスマルシェの特長を活かし、全国の女性たちの相談にのっている。一児の母。

※写真:PIXTA、本文とは直接関係ありません

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