核家族化が進み孤育てと揶揄される日本の子育て事情。2018年1月の『NHKスペシャル』でもその実態が取り上げられ、大きな反響を呼びました(※1)。それによると、ママは仲間と共同して子育てをしたいと本能的に感じながら、それが叶わず不安や孤独に苛まれているとのこと。確かに、近くにちょっと相談できたり、子どもをちょっと面倒みてくれる人がいたり、それだけで子育てはぐっと楽になります。

プレママにとって育児は未知の世界。未知の世界は不安がつきものです。「私は育児をやっていけるのかしら……」そんな不安を抱いているプレママに安心してもらうべく、プレママの時だからこそできる3つのことをご紹介します。生活スタイルを変えなくてもちょっとした工夫で、脱“孤育て”ができますよ。

 

■ 産院の母親学級に行ってみよう

出産育児の知識と理解が進むことはもちろん、友人づくりのきっかけにもなります。たいていの病院では、母親学級は数回に分けて実施されます。何度か顔を会わせることで、自然と気の合う人と出会えるものです。同じ時期に出産を控えた者同士、出産の不安を分かち合ったり、出産準備の情報交換をしたりと、仲間と出会える、いいきっかけになります。母親学級時に何度か顔をあわせ、出産後に児童館で再会し仲良くなった例もあります。人の縁は本当に不思議なものです。

 

■ お出かけ広場に足を運んでみよう

子どもを連れて遊べるお出かけ広場やこども支援センターに足を運んでみましょう。それら施設ではプレママも対象に数々のイベントが組まれています。筆者の居住する地域のおでかけ広場では、音楽会やプレママと現役ママの交流会等のイベントが月次開催されています。出産後に備えて下見がてら足を運んでみませんか? その時に出会えたプレママ同士が繋がるだけでなく、

先輩の体験談も聞けて安心しますよ。お出かけ広場では一歩先を歩く先輩ママ達に会えるチャンスです。

 

■ 商店街に出かけよう

赤ちゃんを連れての外出はとかく近所に限られてきます。核家族なら日中は赤ちゃんと二人きり。そんな時に、近所の商店街の人達と他愛もない立ち話ができるだけで、随分と気持ちが楽になりますよ。子どもにも声をかえてくれたり、子どもの成長を喜んでくれたりと、声をかけてくれる人がいることはありがたいことです。商店街のおかみさん達の多くは子育て経験者です。しかも、お店で働きながら子育てもこなしてきた人も多いのです。もしあなたがワーキングマザーなら、その苦労を一番わかってくれるのは、そんなおかみさん達かもしれません。

 

いかがですか? プレママ同士のみならず、ちょっと先輩ママや大先輩ママ達と交流することでママの世界もぐんと広がります。ちょっと扉を開けば繋がる先はいっぱいあるのですから。いっぱい繋がって、いっぱい安心してください。

[執筆:久保木 惠子(乳幼児ママのサポートコーチ) ]

 

【参考】
※1. 『NHKスペシャル』「ママ達が非常事態!?最新科学で迫る日本の子育て」

※この記事の執筆者:久保木恵子(乳幼児ママのためのサポートコーチ)について。女性専用のカウンセリング『ボイスマルシェ』の登録カウンセラー。電話カウンセリングなので全国どこからでも利用できる、匿名で話せる、当日予約できるというボイスマルシェの特長を活かし、全国の女性たちの相談にのっている。一児の母。

※写真:PIXTA、本文とは直接関係ありません