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休み明けに子供が登園拒否、親はどう接すればいい?
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休み明けに子供が登園拒否、親はどう接すればいい?

連休や夏休み・冬休み、GWなど、家族で過ごす長めのお休みは楽しいものです。家族と過ごす時間もいいけれど、やはり一人の時間も大事。長いお休みが終り、ほっとするママも多いと思います。しかしながら、ほっとしたのも束の間、子どもが毎朝登園拒否をして頭を悩ませている。そんなお悩みはありませんか?

 

■「幼稚園に行きたくない!」と泣き叫ぶ

子どもが朝目覚めると、「幼稚園行きたくない!ママと一緒がいい!」と泣き叫び、着替えも食事もしない。ただでさえ忙しい朝に、子どもに愚図られると疲労しますよね。「そんなこと言わないで幼稚園に行きなさい!」と大きな声を出したくなる時もあります。今までは泣かずに幼稚園に行っていたのに、今頃になってなぜ? 子どもの成長が後退している様で、焦ったりイライラしたり。「ここまで嫌がるのなら、今日くらいはお休みをしてもいいかな。でも私も仕事もあるし……」と親は特にママはジレンマに陥るものです。それにしても、子どもはなぜ登園を嫌がるのでしょうか?

 

■まずは子どもの話を聞こう

「なぜ、登園を嫌がるのか?」そんな時には子どもに聞くのが一番です。お友達と喧嘩したから、前日先生に叱られてしまったから、ママと一緒にいたいから、幼稚園にいるよりも、家にいた方が居心地いいから、理由は子どもによって様々です。ですので、まずは子どもに「どうしたの?」と聞いてみましょう。子どもの話をそのまま聞くといいでしょう。月齢によっては自分の感情を上手に伝えられなかったり、泣きじゃくって上手に話せなかったり、するかもしれません。それでもいいのです。優しく微笑んで、ただ頷きながら「そうか、そうか」と聞いてあげてください。ここで大切なことは、「パパとママはあなたの言い分を聞きたいと思っているのよ」と親の姿勢を子どもに示すことです。

 

■話をちゃんと聞いてもらえたら、誰だってうれしい

人は言いたいことがあってわかってもらいたいのに、相手に聞いてもらえないとイライラとするもの。その反対に、自分の言いたいことを聞いてもらえるのは気持ちがいいものです。それは子ども同じです。例えば、あなたが誰かに相談をしたとしましょう。自分の気持ちをわかってもらいたかったり、聞いてもらいたかったりするのに、相手が携帯をいじりながら聞いていたり、目も見ないで適当に相槌を打っている様子だったどうでしょう? さらには、批判されたり求めてもいない助言をされたりしたら、「もうこの人には話したくない」と思うかもしれません。話をちゃんと聞いてもらえたら、誰だってうれしいものです。

 

いかがですか? 自分の言い分をそのまま聞いてもらえるのは、誰でもうれしいものです。それは大人も子どもも一緒です。大好きなパパやママに、「そうかそうか、幼稚園に行きたくないんだ。どうしてのかな?」と優しく問いかけられたら、それだけで安心するのものです。もしかしたら、自分の言い分をすんなり聞いてもらえたら、幼稚園も再びスムースに登園するかもしれません。

「子どもの気持ちを受け止めてあげることはわかるけれど、いつでもそんなことできない……」そう思う親御さんもいらっしゃることでしょう。人間ですもの、いつもできなくてもいいのです。できる時にできることをしていきましょう。ママの気持ちが行き詰った時には、あなたの言い分をそのまま受け止める筆者のようなカウンセラーがいることをお忘れなく。味方がいれば心強いですよ。

[執筆:久保木 惠子(乳幼児ママのサポートコーチ) ]

 

【参考】
※この記事の執筆者:久保木恵子(乳幼児ママのためのサポートコーチ)について。女性専用のカウンセリング『ボイスマルシェ』の登録カウンセラー。電話カウンセリングなので全国どこからでも利用できる、匿名で話せる、当日予約できるというボイスマルシェの特長を活かし、全国の女性たちの相談にのっている。一児の母。

※写真:PIXTA、本文とは直接関係ありません

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