付き合う男は、いつもモラハラ男。意識しているわけではないのに、モラハラ男を引き寄せてしまう。「女性の人間関係」を専門とする筆者のまわりでは、モラハラ男を引き寄せてしまう女性がいます。過去の筆者自身も、モラハラ男を引き寄せてしまうタイプでした。モラハラ男を引き寄せてしまう女性のタイプを知り、モラハラ男を引き寄せないようになりましょう。
モラハラ男とは?
言葉や態度で相手を傷つける人。外面は優しそうで包容力があるように見せていますが、彼女の前では、偉そうにしたり、暴言をはいたりします。自分の思い通りにならないと、突然怒り出したり、彼女を自分の支配下に置きたいと思っています。
モラハラ男7つの特徴
モラハラ男の7つの特徴を見てみましょう。これにあてはまったら、あなたの彼氏はモラハラ男かもしれません。
1.自分に自信がない
自己肯定感が低く、自分に自信がないため、自分の優位性を誇り、自分を偉く見せようとします。
2.全て自分中心
相手の気持ちは一切考えない。自分中心で物事を考える。まわりの人の事には感心がなく、自分の機嫌で相手を振り回している事にも、まったく気が付きません。
3.暴言を吐く
自分の機嫌が悪いと、突然怒り出し、暴言を吐いて相手を傷つけます。
4.威嚇する
威嚇をして相手を怖がらせ、反発できないようにします。一方で強い人に対しては弱いです。
5.仕事のストレスのはけ口にする
職場では、弱い立場にいるため、とてもストレスが溜まっています。相手にあたることによって、ストレスを発散しています。
6.束縛する
自分以外の人と会う事を嫌がり、女友達と会う事も許しません。
7.モラハラする親に育てられた
自分自身が、モラハラする親に育てられたため、自分がモラハラしているという自覚がありません。
モラハラ男を引き寄せてしまう女性3タイプ
これにあてはまったら、あなたはモラハラ男を引き寄せてしまうタイプかもしれません。
1.自分に自信がない
自己肯定感が低い女性は、自分に自信がないため、モラハラ男の身勝手さを「男らしくリードしてくれる人」と思ってしまいます。
2.自分の意見を言えない
自分が思っていることを言えない人は、モラハラ男の言いなりになるので「ターゲット」になりやすいです。
3.相手に尽くし過ぎる
彼の事が好き過ぎて、何でもやってあげてしまう。自分よりも彼氏を優先してしまう。
モラハラ男が苦手な女性4タイプ
一方で、モラハラ男が苦手とする女性のタイプもあります。
1.自己肯定感が高い
自己主張ができて、自信を持っている人。
2.バリキャリ
バリバリ働き、生活も自立していて、男性より仕事ができる人。
3.前向き
いつも明るく、どんな時も前向きに捉える事ができる人。
4.友達が多い
友達が多い人は、コミュニティがたくさんあるので、彼氏だけに執着しません。彼氏より友達を優先しています。
依存しないことが大切
あなたはいつも、自分の気持ちより、彼氏の事を優先していませんか? 「この人は、私がいないとダメだ」なんて思っていませんか? もしかしたら、あなたのその行動が彼氏をモラハラ男にしているのかもしれません。「このまま一緒にいてはダメだ」と思っていても、自分から別れを切り出すことができない。それは、あなた自身が彼氏に依存しているのかも知れません。
過去の筆者も、自己肯定感が低く、自分に自信がなかっため、モラハラ男を「男らしくリードしてくれる人」だと思っていました。彼氏を優先していた筆者は、いつの間にか女友達と疎遠になっていたのです。しかし「このままでは自分がダメになる」と思い、思い切ってモラハラ男と別れ、仕事、趣味など、コミュニティを広げ、自分自身を磨く努力をしました。そうして自分を磨く努力をすると、少しずつ自分に自信が持てるようになりました。自身を磨き、キラキラした女性になると、モラハラ男には眩し過ぎてあなたに近寄れなくなります。
まとめ
モラハラ男を選んでしまう女性は、自分に自信がないためモラハラ男を「男らしくリードしてくれる人」と勘違いしてしまいます。あなたが従えば従うほど、モラハラはエスカレートします。
自分の事より、彼氏優先。そうする事で、自分でモラハラ男を育ててしまっているのかも知れません。彼氏の気持ち優先ではなく、自分の気持ちを大切にして「このままではダメだ」と思ったら、きっぱり別れることです。寂しさだけで依存する事は、あとで後悔します。仕事、趣味などで自分の視野を広げ、自身が成長していく事が大切です。自分に自信を持ち、周りの人も大切にして、自分をピカピカに磨いて、キラリと輝く女性になりましょう。そうすれば、モラハラ男を見抜く事ができ、選ぶことは無くなるでしょう。
とはいえ、モラハラ男と別れるのが難しいのも事実。別れるのが難しい…、そのような方は、筆者のようなカウンセラーに一度ご相談ください。まず自信を取り戻すところから、お力になります。
[執筆:柏 幸子(心理カウンセラー)]
※画像:PIXTA(画像はイメージです)