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こじらせ女子はキャリアもこじらせる? キャリア処方箋
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こじらせ女子はキャリアもこじらせる? キャリア処方箋

最近流行りの「こじらせ女子」という言葉。日本テレビ系のドラマ『今日は会社休みます』で主演の綾瀬はるかさんが演じる主人公もこの「こじらせ女子」をテーマにしており、流行語大賞2014の候補50語にもノミネートされています。

こじらせ女子とは、女性としての自分に自信が持てず、世間一般で言われる良い女性像に違和感を持って、自分のことをネガティブにとらえてしまう女性のことだそうです。

こじらせ女子は、特に恋愛のシーンでの女性の言動を表した言葉のようですが、この特徴は、まさにキャリアにもあてはまるのでは!? そこでキャリアカウンセラーの筆者としてはキャリアをこじらせない処方箋を考えてみました。

 

■ キャリアをこじらせないために大事なこと

1. 強みを自覚する

こじらせ女子の最大の特徴は、自分に自信がないこと。女性としての魅力に自信がないだけでなく、キャリアにも自信が無い人は要注意です。単調に思える仕事でも自分らしいやり方がありますし、あなたに任せて良かったと言われた経験は誰にもあるのではないでしょうか?自分のいいところを遠慮せず、探してみましょう!

 

2. 強みを自覚したら、アピールする

自分の強みを知ったら、それをさりげなく仕事でアピールすることも大事です。人が嫌がる仕事でも、「私はこういう仕事わりと好きです!」と言える機会を作りましょう。これが得意です!と言いにくい人は、「~することは気になりません」「これくらいは大丈夫です。」など、うまく”仕事を任せても大丈夫”な感じを伝えるようにしてみては?

 

3. アサーティブ・ウーマンになる

コミュニケーションのスキルで「アサーション」というトレーニングがあります。女性向けの研修で筆者もよく取り入れますが、女性はどうしても自分の強みを謙遜してしまいがちで、期待や褒め言葉を素直に受け入れられないところがあります。そんな時は、自分も相手も尊重して素直に表現していくという「アサーション」の考え方を取り入れてみましょう。嬉しいことは嬉しい、難しいことは難しいと伝える、仕事では、気持ちをさりげなく伝えた上で善処する姿勢をとっていけば返って誠意が伝わります。

 

いかがでしょうか? 誰もが注目するような存在でなくても、自分らしい良さを素直に認め、表現していくスキルを身につければ、恋愛も仕事もこじらせることなくうまくのではないでしょうか。是非、自分に自信を持つところから始めてみましょう!

[執筆:藤崎 葉子(キャリア アドバイザー)]

※写真:(c)semisatch/123RF.COM

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