いよいよ、この4月から仕事復帰というママも多いはず。筆者も今月は仕事復帰直前の育休中ママを対象としたセミナーを実施していますが、そのなかで、よく出る質問が「朝の支度にどのくらい時間がかかるか」というもの。会社生活の忙しい朝の時間に子どもの支度を合わせるのは皆さん初めての経験でしょう。さて、どんなことに気をつければよいでしょうか?

 

■ 起床~朝食:起きてすぐご飯を食べられるか?

子どもは、毎朝必ずしも機嫌よく起きるとは限りません。筆者の娘も寝起きは悪く、2歳くらいまでは、ぐずって泣いてしまうこともしばしば。抱っこしてベランダに出てあやしたり、好きなテレビやオモチャでゴキゲンをとったりと、あっという間に15分は経ってしまいます。そのため、子どもと一緒に朝食をとったほうがいいと思いつつ、子どもが寝ている間に自分の朝食や支度を済ませてから子どもを起こします。起きてすぐに朝食を食べる子ばかりとは限りませんので、起床と食事の時間で、少なくとも30分はみておいたほうがいいでしょう。

 

■ 着替え~準備:服を汚さぬ工夫

2歳くらいまでの赤ちゃんは、朝食の際にエプロンをしていても思いっきり服を汚すことも日常茶飯事。そのため、汚しても良いパジャマのまま食事を済ませ、でかける直前に着替えると安心です。ママも注意が必要で、子どもを食べさせたり着替えさせるときに服を汚すリスクがあるので、中はバッチリ着替えて、直前まで上に部屋着をはおるなど工夫しましょう。また持ち物は前の晩にセットしておくと安心です。ここも余裕をもって30分ほどあると良いでしょう。

 

■ 登園~出勤:お別れの時間を見込む

登園時間は、大人が移動する最短時間で考えずに、最低でも移動時間プラス10分は見込みましょう。家を出る時も、靴を履かせたりベビーカーに乗せたりと、予想以上に時間がかかります。保育園についてからも、着替えや連絡ノートを所定の場所にセットしたり、保育士さんに挨拶をすることなどに、意外と時間がかかります。これに加えて、子どもが別れを惜しんで泣いたり、ママにしがみついて離れないということも。子どもの機嫌が良くても、別れ際に声をかけてバイバイやタッチするなど、ちゃんと子どもに「行ってきます」の挨拶をするのも大事な儀式です。

 

子どもと一緒だと、いくら急ごうと思ってもダッシュできないこともあります。ですから時間配分には余裕をもって、朝から「遅刻」するはめにはらないよう、慣らし保育期間にママやパパも慣れるよう訓練しましょう!

[執筆:藤崎 葉子(キャリア アドバイザー), 2015年3月29日]

 

※ 児童福祉法では「保育所」の表記が本来の名称ですが、一般的ではないため、本記事では「保育園」と記載しています。